ありさんち。(アラサー専業主婦の育児とあれこれ)

2歳差兄弟子育て中のアラサー専業主婦です。

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妊娠中に卵巣嚢腫が発覚→産後2ヶ月で手術しました④ー手術当日ー

妊娠中に発覚した卵巣嚢腫

産後2ヶ月、手術の時を迎えました。

 

前回の話はこちら↓

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手術当日の朝ー浣腸への恐怖ー

手術当日の朝はまずは浣腸から始まります。

手術を受けるのは人生で初めてのことでもちろん怖かったのですが、実は私が今回の入院で1番恐れていたのは浣腸でした。

なぜなら私は出産を機に痔になってしまったから!この時もまだ治りきっておらずトイレのたびに痛みに震えていました。

 

もう本当に浣腸が怖くて。緊張で眠りが浅くなり夜は3、4回目を覚ましました(しかもその度に浣腸に関する夢を見てうなされ起きるという…)。

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朝早くに浣腸のために病室に訪ねてきた看護師さんにも「私、痔なんですけど大丈夫ですか?やっぱやんなきゃダメですか…?」とダメ元で聞いてみるも…。笑顔でブスッといかれました。

しかし全く痛みもなく、トイレに入った後もそこまで問題なしでした!あれほど怖がっていたのにあっけないものです。

 

準備をして、いざ手術室へ

お昼過ぎには付き添いの夫も病院に到着。手術着に着替え、血栓予防の弾性ストッキングを履いたり、お尻に床ずれ防止テープを貼ってもらったりと準備が着々と進んでいきました。(床ずれ防止テープを貼ってくれたのは新人の看護師さんだったのですが、なかなかうまく貼れずに10分以上お尻出しっぱなしでした。さすがに恥ずかしかった…。)

 

当初の予定では14時ごろから手術開始の予定だったのですが、結局呼ばれたのは16時前。どうやら前の手術が長引いたようです。

担当医師と「陣痛とどっちが痛いかな〜」みたいな話をしながら手術室のフロアに向かうエレベーターへ。夫とはここで一旦お別れです。

 

そして手術室に到着。想像していたよりも広々した部屋でした。

手術台に自分で登り、その後はあれよあれよと言う間にいろんな機械をつけられて準備が着々と進みました。

次は背中を丸めて局部麻酔をした後、硬膜外麻酔。背中をゴソゴソされている感じが気持ち悪かったのですが、思いのほか痛くありませんでした。(インフルエンザの予防注射の方が痛いかも)

 

準備が一通り終わったようで、手の甲の点滴から麻酔が入れられていきます。

麻酔科医師「麻酔が入るのでちょっと痛いですよ〜」

私「うわっ結構痛いです。これこんなに痛……」

ここからは麻酔でぐっすり。本当にいきなり意識が途切れるものなのですね。

 

次に目を開けると手術は終わった後でした

そして名前を呼ばれ目を開けたのですが、頭はぼんやり。

「あ、手術終わったのか…」と思っていると手術台からストレッチャーに乗せられ、病室へ。頭はぼんやりしていたのですが、カテーテルを入れているためか尿意と、体がガタガタ震えるような強烈な寒気を感じていました。

夫が「大丈夫?」と言っていたのはわかったのですが、ぼやーっとした意識で返事ができていたかわかりません。とにかく「さむい…さむい…」と言っていたことだけは覚えています。

 

30分ほどして寒さがましになり震えも落ち着いてきましたが、じわじわとお腹のあたりに痛みを感じ始めました。

頭も少しはっきりしてきたので、夫と少し話をしました。

手術が終わってもどってきたのは20時頃(手術室に向かったのは16時くらいなので当初の予定より長引いたみたい)で、卵巣嚢腫の一部の病理検査の結果は良性だったそう。それを聞いてほっとしました。

しばらくして夫は帰ったのですが、喉の渇きと足につけられているフットマッサージャーの「ぷしゅーぷしゅー」という音が気になるのと、お腹の痛みが次第に増してきたためなかなか寝つけませんでした。

(日付が変わる少し前に水分をとっていいと許可が出ました。それまでは何度かうがいをさせてもらって、喉の渇きをしのいでいました。)

 

この動きが取れない間、母乳で胸がカチコチになってしまわないか不安だったのですが、事前に相談していたこともあり看護師さんに絞ってもらえたのは助かりました。

 

つづきます。

 

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